羽毛の粗末な日々

都内で倹しく生息する在宅勤務のアラフィフおかんです。

包丁の切れ味を取り戻す

実家の母の包丁(小さめの牛刀とペティナイフ)は定期的に購入した店舗へ研ぎの依頼にだしていて、いつもキレッキレの切れ味なんですよね。実家に帰り包丁を借りる際に肉も魚も野菜もスパスパ切れて気持ちが良いです。

母曰く「包丁が切れないと料理のやる気が失せる」のだそうで、それはとてもよくわかる気がするのです。我が家は(今は亡き)父が漁港の市場まで魚の買い付けをしにゆき、よくお刺身を食べる家庭だったのですが、母も父もよく台所で出刃と柳刃包丁を研いでいたのを思い出します。

 

で、我が家の包丁なのですが、ズボラな私はいつもだいたいシャープナーでシャシャッと刃先だけ研いで使用していますが、最近本当に切れ味が悪くなってきました。玉ねぎやお魚が切れないとイライラしますよね。

 

ということで、年明け早々にメルカリで砥石を購入して久々に包丁を研ぎました。

 

私の斬鉄剣、「合羽橋鍔屋の筋ひき包丁」。

ペティナイフより大きく、柳刃より小さい、この中途半端な長さが使いやすいのですよ。これ、20年以上使用している愛用品です。実はペティナイフもあったのですが野外でBBQをしている際に紛失してしまい、それ以降、ペティナイフも兼ねて使用しているのです。(つまりペティを買うのが面倒だったということです。)

久々に砥石で刃を付け直したらこれまたキレッキレに蘇りました。紙も切れる切れ味に。

もう一つは市販でよく見る関孫六の三徳包丁。こちらもそこそこの使用率。大体は鍔屋の筋ひきで事足りるのですが、肉と野菜を分けて切る作業や、鮭の解体作業なんかはこちらで作業します。(北海道出身ぽいでしょ)

 

砥石で丁寧に刃をつけるとしばらくは切れ味が保ちます。ちょっと切れなくなってきたかな?という時は前出のシャープナーでしゃしゃっと研ぎます。シャープナーばかり使用していると刃先ががたつくようですので、今後はちゃんと砥石で研ぎ直しをしてあげないといけませんね。

 

今回購入した砥石はかなり小さめです。実は前にとても大きなレンガ2個分くらいの砥石があったのですが、出し入れするのが億劫になり(砥石は水に浸してから使用するのですがこれまた吸水に時間がかかる・・・)いつしかあまり使用しなくなりました。

今回入手した小さめサイズだと、片付けのあとにさっと取り出して吸水して研ぎやすそうです。メンテナンスを手軽にするには大きさもとても大事ですね。

荒砥(目が粗いほうの石)と中砥仕様なのでそうすると仕上げ石も欲しくなりますが。。。まぁ、いまはまだいいかな(面倒臭い人)。

たまにプロに研いでもらうとよいのでしょうけどね。

 

包丁と頭は切れるのが理想。

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