奇跡(読書)
前振りをこんなに大袈裟にしなければ何てことはない著名人同士の不倫の話、で落ち着いたのになぁといった印象を持ちました。ノンフィクションの恋愛小説です。
梨園の美しい妻と年の離れたフランスの著名美術家(日本人です)のお家(いえ)と子供を巻き込んでの、不倫ながらも奇跡の大恋愛物語(らしいです)。
林真理子先生は、ママ友であるこの元妻の方に頼まれたから執筆したのでしょうけれど、本来の表現力が全く見られない、申し訳ないけれど数十年前に読んだ不倫小説、渡辺淳一の世界観が繰り広げられていて、有り体に申し上げると「よくある不倫話」といった感想でした。(「僕たちは出会ってしまったんだ」などと大袈裟に吠えられても、地位も名誉もあるお二人なのでそりゃ出会う機会はあるでしょうし、女性の方も幼児がいながら簡単に体を許しすぎだわよ・・・)
奇跡でもなんでもねぇ。カトちゃんと現奥さんのほうがよっぽど奇跡の年の差カップルだわよ。おっと、言いすぎました。ただ、文体はとっても読みやすいのでさらっと読むにはおすすめです。(フォローを忘れない)
斬鉄剣のお手入れ
ちょっと愚痴が過ぎましたので、マイ斬鉄剣達のお手入れをして心を研ぎ澄ませました。(うそです。切れ味が落ちてきたので刃をつけているだけです。)
昨日、結婚20周年と記載したのですが、この斬鉄剣達は実は旦那よりも付き合いが長い、左のモリブデンの牛刀は来年私と銀婚式だわ。
包丁がすっぱすぱ切れるので気分が上がってまいりました。
関孫六の三徳包丁もあるのですが、牛刀を残して手放そうか検討中。最近、右の筋引き包丁ばかり使用していて(だいたいこれで事足りる)、包丁は3本もいらないんですよね。要検討。