羽毛の粗末な日々

都内で倹しく生息する在宅勤務のアラフィフおかんです。

億男とTシャツウェス

億男(読書)

図書館の返却コーナー(相変わらず他人が読んだあとのものが好き)で見つけて、そういえば気になっていた本だわと思って借りました。

薄い単行本だったので3時間くらいで読み終わりましたが、なかなか内容が濃かった気がします。私が昔好きだった映画「シェルタリングスカイ」の引用がされていて更に愛着が湧きました。

「お金と幸せ」についてのお話です。

ーーー虚栄心や欲望をなくすことが、富のある幸せな生活を続けるための最良の選択だったーーー

本文中にある一節ですが、まさにそれを突き詰める内容。ただ、お金に対する向き合い方の本質的なエッセンスは書かれていますがそのために何をすべきかの具体策は書かれていません。これは読み手の想像力に任せるエンディングなのかな。映画にもなっていますので、今度アマプラで観てみようと思います。

 

お金のことを本当に好きかどうかなんて、自分自身ではあまり考えたことがなかったですね、そういえば。こんなにお金に執着して、節約やら投資やら、少ないお金で四苦八苦しているというのに。だからこそお金が増えないのかもしれませんね。

 

実はこのあと勢いでもう一冊深夜まで読んでしまい(おかげで眠い)、そちらのほうがインパクトの強い本で頭の中が書き換えられてしまいましたが、でもこちらはこちらで楽しい本でした。

 

Tシャツウェス

昨日は仕事をしつつ洗濯機を3回転させました(在宅勤務ならでは)。冬物をアクロンで洗い、春夏物を洗い。もっと天気の良い日にやるべきであった、と後悔しつつも、やる気のあるときにえいや!っとやってしまわないとこういうのは捗らない。

着用しなくなった娘のアウター(サイズアウトの春物)はメルカリへ出品作業、くたびれたTシャツ類は裁ち鋏でシャキシャキ切って掃除用のウェスに。

このTシャツウェス歴はかれこれ10年くらいになるのですが、子育てが始まり、着用しなくなったTシャツ類をウェスにする試みは確かいとうまさこさんの書籍を真似て始めたと思います。

www.shinchosha.co.jp

 

いとうまさこさんほどきっちり掃除をこなすわけではありませんが、着用しなくなってくたびれたTシャツウェスは拭き掃除にはピッタリで、また、心置きなく使用できるのでとても気に入っています。