図書館の返却コーナー(他の人が返却し終わってこれから本棚に並べられるために一時保管、陳列されているコーナー)を眺めて面白そうな本、そういえば読んでいなかった本を読むのが好きです。アクティブ在庫な書籍たち。今週はこの2冊。
1%の努力
昨年まで、私の中でひろゆき(あえて呼び捨て)は特に好きでも嫌いでもない、某掲示板を立ち上げた稀有な起業家的のイメージでした。YouTubeで切り抜き動画がよく流れてきて、質問者の悩み事にいつも逆張りで極論の回答をする、その内容も去ることながら、回答速度の速さ(それゆえ論破王と囃し立てられる)に驚く人のイメージ。
印象が変わったのはネットTVで昨年放映された「世界の果てに、ひろゆきを置いてきた」を視聴してから。
この方は人間力、生命力が高い。当然頭も良いので、日本人からしたらありえない粗野な環境の中でも、楽しみながら目的を果たすことができるスキルがある。
そのスキルを有するバックボーンや考え方が記述されているのが本書で、凡そ想像した通りの内容でした。そういう意味では心揺さぶられる本、ということにはならないのですが、よく判ることは、決して帯にある「頭の良い生き方」ということではなく、しんどい人もしんどくなく生きさせようとする「ひろゆきはクズだけど優しい」という事です。(褒めてる)
ブランディングで、全部うまくいく
まぁ、今読むにはちょっと古い内容だな・・・と思いながら、職場の無料で受けさせられる(言い方)セールスマーケティング講座そのままの内容を復習する感覚で読みました。
読んだ感想は、「大事なことだけど、それで全部はうまくはいかない、と思う。」です。
ブランディング、という戦略は大変重要だと思うのですが、個人的にはやはりブランディングよりも仕組み作り、数値管理が大切であり、まずは足元固めて丁寧、分かりやすい、利用しやすい、といった商品のうえに自然に現れる魅力がブランドなのかな〜と思います。あくまで個人の感想。